詩的で美しい自然美を彫刻した金細工のティアラ
1880年頃 イギリス
詩的なぬくもりを感じさせる、
美しい金細工の植物で構成されたデザインティアラ。
150年前のアーツアンドクラフトや、
世界的テキスタイルデザイナー、ウィリアム・モリスの
作品の影響を強く感じさせる。一見、シンプルに見えるが、
4段もの植物のパーツレイヤーが、卓越した技巧で重ねられており、
複雑で奥行きのある、美しさを見事に描いている。
古代ギリシャの植物模様でもあった、
アカンサス、バラは、永遠の愛、芸術の意味があり、
ぶどうの葉と房は、良縁、豊作、富の象徴を表している。
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